企業概要
「元気がでる経営システム」開発のいきさつ
売上げの伸びを利益に結びつけられなかったスーパーマーケットが取り組んだのが、コンピュータを使った「データ活用に強い組織」をつくることでした。
データ活用とは、経営者から現場の実務担当者までがそれぞれの目的に応じてデータを活用する仕組みのことです。もちろん経営者と現場責任者では問題も視点も違います。しかし、それぞれが必要とするデータを自由自在に扱えて課題を見つけ、解決していくことこそが日々の改善につながると考えたのです。
特に現場の社員が主体的に仕事に取り組む姿勢を持ってデータを活用し、利益を目標にそれぞれの要素がどうなっているのかを現場で即把握でき、対策後の結果も即把握することができれば利益向上という成功体験を獲得することが可能になります。成功体験によって社員が元気になることがこのシステム開発の目的であり「元気がでるシステム」の名前の由来です。
開発にあたって利益とコストに対する考え方を重視しました。
スーパーマーケットですから赤字商品(目玉商品)を含めながら、全体で利益を出していく管理が必要です。
売上げや粗利だけでは利益をだすためのコストを正確に把握することができません。企業の戦略に基づいて限られた経営資源を活用し、コストをかけながら利益をだしていくことが必要でした。
この利益とコストを管理するためにデータは、全社・事業部・店舗・部門レベルまでの売上げから利益を自由自在に取れるのはもちろん「人事データ(総労働時間、パート化比率、平均時給等)」や「効率数値(人時生産性、坪当り××、客席当り××等)」等の管理項目も同時に出せるようにしました。また、出来るだけ手軽に、自在に、安い費用で開発するため業務ソフトはパッケージソフトを使用し、データはExcel上で使えるようにしました。これで包丁を握って肉や魚をさばいている担当者も簡単なパソコンの操作でデータを出力することができ、Excelのピボット・テーブルや並び替えの機能を活用したデータの加工を可能にしたのです。
このスーパーマーケットの考える「データ活用」をシステムとして実現したのが共同開発社として(株)情報システム研究所です。
「元気がでるシステム」を開発・導入したスーパーマーケットは、総資本経常利益率や流動比率等の経営指標の健全性や収益性等の成長性指標のどれもが改善されました。また、業務フローの中で何が非効率で何が不要なのかを吟味する姿勢や社員相互で切磋琢磨する姿勢が生まれたとのことです。
現在もスーパーマーケットと(株)情報システム研究所の連携は続けられ「元気がでる経営システム」の改善・改良が加えられています。

